取扱製品

MICROTEMP®温度ヒューズ

製品概要

 

温度ヒューズは温度がある値を超えると溶断する過熱保護素子です。

電子機器・家電・産業機器などの内部において異常な発熱が発生した際に、ヒューズが一定以上の温度を感知すると素子内部の樹脂が溶け、速やかに電気回路を遮断します。

 

特徴と用途

 

一般の温度ヒューズは、異常発熱を感知した際にヒューズ内部の「合金」が溶けることで断線します。安価でシンプルな構造ですが、まれに経年によるフラックスの酸化が原因で断線しなくなる(=機器を停止できない)不具合があると言われております。

 

一方で、当社が紹介する"MICROTEMP®温度ヒューズ"が、ユーザーの皆さまから高い信頼性を評価されているのは、ヒューズ内部の「樹脂」が溶けることで作動するためです。ヒューズが高温に達して樹脂が溶けると、樹脂で抑えていたバネが作動して、接点をリード線から引き離す仕組みとなっております。このバネのはたらきによって確実に断線できます。樹脂にはフラックスを使用しておりませんので、酸化の心配がありません。

 

長期信頼性が求められる機器や自動車に搭載する温度ヒューズをご検討の際は、ぜひ当社にお問合せ下さい。また本製品は主要各国の安全規格認証を満たしており、RoHSにも適合しておりますので、世界各国で安心してご使用頂けます。